北朝鮮の安全部と保衛部は、ゆすりたかりを繰り返すチンピラ同然の集団であり、庶民にとっては実に忌々しい存在だ。安全部は日本の警察に相当し、保衛部は公開処刑などを担当する秘密警察だが、いずれも拷問などの乱暴な手法を多用する。彼らは社会のいたるところで監視の目を光らせており、北朝鮮の人々は、うまく折り合いをつけながら共存するしかない。だが、毎年この時期になると多くの人々が息を殺し、安全員や保衛員をできる