統計データを「心に響く動画」に変える”ビデオインフォグラフィック”とは?

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「あるクルマの一生」を2分30秒で見事に表現

悲しげなスクラップ工場のシーンからスタートする映像、「あるクルマの一生」。

新車として生まれ、ご主人様と一緒にすごしてきた“あるクルマ”が、やがて中古車となってたくさんの人の手に渡り、そして最後の時を迎えます。 “あるクルマ”が語るのは、ご主人様と過ごす楽しかった日々。そんな日々を少し覗いてみましょう。

ご主人様との出会い。新車を初めて購入する平均年齢である、35.8歳の頃。

購入金額は、およそ給料の半年分にあたり、“あるクルマ”はご主人の宝物となります。

ご主人様との楽しい毎日が続いておよそ8年後、次のご主人様の所へ。

“あるクルマ”しか知らない、車内で繰り広げられる打ち明け話。56.5%の人が経験しているといいます。

たくさんの人々に囲まれて、ついに一生を終える“あるクルマ”。最後に伝えたいことは・・・?

▼見ると、クルマを大切にしたくなります

今回のキャンペーンにこめたコンセプト

今回のこの動画をつくるにあたり、自動車事故などを補償してくれる損害保険会社であるソニー損保が大切にしたのは、“車のことをよく知り、また、知ることを通して車に愛着を持つことが、ひいてはエドライブや安全運転、そして事故の軽減につながるのではないか“という視点です。

クルマの統計的なデータというのは日々の生活の中でなかなか目にすることはありませんし、生活必需品となったクルマは日々利用するものであり、「クルマの一生」という長いスパンで意識することは、ほとんどありません。そんな中、あらためてクルマに愛着を持ってもらいたいというメッセージを込めて、「あるクルマの一生」は制作されたそうです。

ビデオグラフィックだからこそ、実現できた2つのこと

「あるクルマの一生」で用いられているのは、ビデオインフォグラフィック(以下、ビデオグラフィック)という手法です。
ビデオグラフィックは言葉の通りインフォグラフィックに動きを加えたもので、『インフォグラフィック動画』、『インフォグラフィックムービー』などとも呼ばれています。

元々、インフォグラフィックは様々な数値やデータや情報などを視覚的に楽しく、分かりやすく伝えるためにアメリカで広まった手法です。


引用元:http://infographic.jp/

「あるクルマの一生」ではこのインフォグラフィックにさらに動きを加え、ビデオグラフィックとして用い、データに「ストーリー性」をもたせ、インフォグラフィックよりも短時間で、見るだけで簡単に楽しめるコンテンツへと変化させたのです。

さらに、クルマを擬人化しアニメーションで描いてより伝わりやすい物語にすることで、同社が大切にしている、“クルマに愛着を持ってもらうこと”を実現しています。

このように同社はビデオグラフィックで「伝わる統計データ」と「伝わるストーリー性」を表現することに成功したのです。

ビデオグラフィックの強みとは?

ここで、ビデオグラフィックが活用されている他の事例として「アフリカに今足りないもの」をご紹介したいと思います。
アフリカが抱えている課題や本当に必要している支援についてまとめられていますが、民族的な音楽と、親しみのあるイラストを使って、わかりやすく伝えています。

▼遠いアフリカの問題を、身近な問題として考えさせられます。

こうした事例からもわかるように、ビデオグラフィックは、通常のテキストやグラフのみの調査レポートと比較すると、アニメーションや音楽による立体的な知覚作用によって、難しい内容を多くの人に伝えやすく、また印象に残すことができるというのが最大の特徴です。
さらに、時系列に沿って、ひとつずつ順番にデータを紹介することができるため、作り手のコンセプトをデータで実証しながら、説得力をもって表現することが可能です。

今回ご紹介した「あるクルマの一生」のように、ビデオグラフィックは商品に直接関係がないデータでも、商品に関係するデータを用いれば制作が可能です。
構成や見せ方によっては、今回のように視聴者の心に響くブランディング動画の制作でさえ可能なのです。

自社の動画コンテンツをつくる際、「コンテンツがない」とお悩みの際、「ビデオグラフィック」を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?

[参考]

あるクルマの一生 -平均で見る日本の自動車- | ソニー損保のビデオグラフィック
http://www.sonysonpo.co.jp/infographic/ifga201401v.html

ソニー損保:プレスリリース
http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2014/01/20140130.html