猫がケンカの最中に『お腹を見せる』理由とは 降参しているの?隠された意味をご紹介
猫がお腹を見せる理由
猫が仰向けになってお腹を見せている姿は「ヘソ天」と呼ばれています。無防備で愛らしい姿にメロメロになっちゃいますね。
お腹は猫にとって大切な急所です。そこをさらけ出すということは、警戒心がなくリラックスしていることになります。環境にも安心感があり、飼い主さんのことも信頼しているからこその体勢です。
ヘソ天の状態で飼い主さんのことを見つめたり、体をくねくねさせるのは、構ってほしいというサイン。甘えたい、遊びたいという要求があることが多いです。気温が高い日などは仰向けのまま寝ていることがありますが、それも安心しているからです。
ケンカ中にお腹を見せるのは降参?
ケンカの最中に急所であるお腹を相手に見せるということ…普通に考えたら「降参」ですよね。
確かに犬は、負けを認めるとお腹を見せます。それが降参のサインです。猫も同じだろうと思いきや、実は犬とは逆の意味になります。そう、猫はケンカ中にお腹を見せても、降参したわけではないのです。
猫がケンカ中にお腹を見せる意外な理由
仰向けは、一見不利な体勢です。お腹をさらけ出して地面に寝転がってしまったら、もう負けを認めるしかありませんね。しかし、見方を変えれば、仰向けは、前足、後ろ足、すべてを使って相手に攻撃できるということでもあるのです。四本の足で立っていたら、後ろ足で支えて前足でだけで攻撃するしかありませんから。
そう、猫パンチやキックなどで、反撃しようという体勢です。お腹を見せながらも、戦いに勝つことを諦めているわけではないのです。形勢は不利ですが、反撃しつつ、相手が隙を見せようものなら飛びかかっていこうとチャンスを伺っています。
猫が降参したときは?
お腹を見せてまで反撃しようとする猫。でも、もちろん猫も降参することはあります。では、猫は降参したときにはどうするのかというと、身を低くしてうずくまり、耳を寝かせます。
降参のサインを見せたら、相手もそれ以上攻撃はしません。それが猫社会のルールなのです。
まとめ
ケンカ中にお腹を見せるのは、猫の世界では「降参」ではなく「反撃」の意味です。というと好戦的なイメージが強いかもしれませんね。しかし、猫は本来、無駄な争いはしない動物です。相手が体を縮めて降参したらそれ以上は深追いしません。
そればかりか、ケンカになる前に目をそらすなどして争いを避けようとします。それによって、お互いに傷を負うのを防いでいるのです。
ケンカに発展してしまうのは、縄張りを荒らされたり、メス猫を取り合ってのことなどが多いです。お腹を見せて反撃しちゃうのも、仕方なくのことなのかもしれませんね。
