商用水上ドローン、中国の「052D型」ミサイル駆逐艦に遭遇 映像を撮影

(CNN)小型の商用水上ドローン(無人船)が中国の軍艦に接近する出来事があった。民間の追跡システムには検知されないはずの軍艦だが、小さな無人船がばったり遭遇した。
映像を提供した米企業シーサッツによると、同社の自律航行型無人船「ライトフィッシュ」がバシー海峡での試験航行中、中国艦に遭遇したという。バシー海峡は、台湾とフィリピンの間に位置する水路の中でも屈指の戦略的重要性を持つ。
CNNは独自に映像を検証し、この軍艦が中国の「052D型」ミサイル駆逐艦であることを特定した。
中国外務省は、事故防止のためにこうした遭遇は回避すべきだとしている。
海上監視といえば長年、数十億ドル規模の人工衛星や軍用機が用いられるのが普通だった。だが現在では、自律航行する小型ドローンが、そのわずかなコストで同じ任務を遂行できるようになった。
ピックアップトラックの荷台から進水させた全長約3.6メートルの商用ドローンが数カ月にわたって海上にとどまり、人工衛星を通じてデータを送信したり、こうした画像を撮影したりできるのであれば、低コストの水上ドローンが海上監視のあり方を変えているという新たな兆候になる。そしてウクライナがロシア艦隊に対して示したように、水上ドローンは海戦の様相も変えつつある。
