ホワイトソックス中継で異例の決断 村上打席中に実況止めてヤクルトユニファンのインタビュー放映
◇ア・リーグ ホワイトソックス-ヤンキース(2026年7月27日 シカゴ)
ホワイトソックスの試合を中継する地元放送局「CHSN」が、試合中に異例の決断を下した。村上宗隆内野手(26)の5回第3打席中に、観客席で村上に声援を送る日米ファンのインタビューを生放映。試合実況は止まり、その間に村上は二ゴロに倒れた。
前日は1試合2発。5打数3安打で自身メジャー最多の1試合6打点と大暴れし、ファンは背番号5に酔いしれている。さらに前日は村上にとって初の「ボブルヘッドデー」。3月26日開幕戦でメジャー初本塁打を放った姿のボブルヘッドが入場者1万5000人に配布された。ファーストピッチセレモニーには村上の両親が登場し、母・文代さんの投球は捕手役の村上がキャッチした。その前日の興奮の余韻が残る中、この日も村上は初回に中前打をマークした。
中継局もその「勢い」に乗った。スタンドでホワイトソックス&ヤクルトユニを着るファンを発見し取材。インタビューを受けたグループの米国人男性は、「私たちはみんな、ヤクルトスワローズのシーズンチケットホルダーで、村上選手のファンです」と興奮気味に回答した。さらに男性はイリノイ州出身で日本に23年住んでいることが紹介され、男性は巨人とヤクルトの位置づけについて「カブスとホワイトソックスのような感じ」と事情を説明した。すると、インタビュアーはその説明に聞き入っていた。
また、隣に座る日本人女性は、「前日に村上君の2本を現地で見れて感動しました」と声を弾ませた。
アーチに注目が集まる中での打席中のインタビュー。シカゴでの「村上熱」が伝わってくる瞬間となった。

