「何も真実は語られてない」W杯決勝後に“殴られた”スペイン代表選手が再び怒り アルゼンチンコーチの釈明に猛反論「嘘をついている」

アルゼンチン戦で生じた騒動に持論をぶつけたオルモ(C)Getty Images
異例の騒動の余波はいまだ続いている。
物議を醸し続けているのは、去る7月19日(現地時間)に行われた北中米ワールドカップ(W杯)決勝での一幕だ。スペイン代表がアルゼンチン代表に延長戦の末に1-0と勝利し、16年ぶり2度目の世界一に輝いた直後に両軍はピッチ上で乱闘に及んだ。
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キッカケはアルゼンチン側にあった。幾人の選手とスタッフが、スペイン側の選手たちと衝突。仲裁に入ったはずのロベルト・アジャラコーチまでもがヒートアップし、相手10番のダニ・オルモを突き飛ばすような振る舞いを見せた。
波紋を呼んだ騒動の直後、アジャラコーチはスペインのバレンシア州にある地方ラジオ局『Esports Migdia』のインタビューで「もちろん後悔している。私の立場上、感情や相手の反応によって、自分の気分や行動を変えるべきではなかった」と猛省。その上で、「向こうのある言葉に対する反応だった。でも、私はどこかで本人に会えたら、もちろん直接謝る」とオルモから浴びせられた“言葉”に原因があるとしていた。
この発言に“責任”を押し付けられたオルモも黙っていなかった。スペイン紙『Diari de Terrassa』のインタビューに応じた28歳の名手は、アジャラコーチの“弁明”に対して「何も真実は語られていない」とキッパリ。そして、自身の想いをぶちまけている。
「謝罪を口にしながら、『相手の言葉への反応だった』と弁解するような人間は、おそらく本当の意味で反省なんかしていない。それに彼は嘘をついている。僕は彼に何も言っていないから、別に謝罪してもらう必要もないよ」
相手に対するフラストレーションを露わにしたオルモは、「人を真に定義づけるのは、過ちではなく、謙虚さと誠実さ、そして尊厳をもってそれを受け入れる勇気だ」と強調。そして、あらためて“ロールモデル”として振る舞う重要性を説いている。
「自分の子どもや家族、そしてファンのみんなには、何よりも僕らがどう戦っていたのか、そして僕らの振る舞いを誇りに思ってほしいね。サッカーが持つ重要性の一つとして、僕ら選手は子どもたちや次世代の選手にとってのロールモデルであある必要がある。そこには大きな責任が伴うんだ」
アジャラコーチに反論する形で、辛辣な言葉を浴びせたオルモ。ふたりの間に生じた遺恨は解消する気配はない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

