フォルトゥナ(黄色)のフランス遠征で危険なハプニングが起きた。(C)Getty Images

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 プレシーズンのフランスで危険なハプニングが発生した。

 現地7月26日、フランスで行なわれた親善試合での出来事だ。英紙『Daily Mail』は「フランス2部のメスとオランダ1部のフォルトゥナ・シッタールドの一戦で、選手同士の揉み合いに巻き込まれて地面に叩きつけられた女性主審が、脳振とうを起こした」と報じた。

 ゲームを担当したのは26歳のマチルド・ドゥモンセ主審。39分、メスの選手が抜け出そうとした相手選手のシャツを引っ張ったため、ドゥモンセ主審はフォルトゥナにFKを与えた。するとファウルを受けたフォルトゥナの選手が、その直後にメスの選手ふたりと睨み合う緊迫した状況となる。

 これを受け、ドゥモンセ主審は騒ぎを収めようと急いで駆け寄った。しかし両チームの選手たちも次々と集まり、揉み合いはさらに激しさを増す。止めようとする選手など多くの者が交錯するなか、突き飛ばされるような形でドゥモンセ主審が外へ弾き出される。転倒した際に地面に頭を打ちつけてしまい、異変に気づいたフォルトゥナの選手がメディカルスタッフに駆けつけるよう合図した。
 
 その後、メディカルスタッフ、副審、警備員がピッチに入り、ドゥモンセ主審の対応に当たった。選手たちもこの事態を心配している様子で、やがてドゥモンセ主審が上体を起こして座る姿も。『Daily Mail』紙は「会場が一瞬凍りつく場面だった。無事は確認できたものの、ドゥモンセ主審が試合を続行させるのは不可能で、副審のひとりが代わって主審を務めることになった」と伝える。

 さらに同紙は「皮肉にも、この騒動が起きた場所の背景にはフランス語で『RESPECT THE REFEREE(審判を尊重せよ)』と書かれた壁が映し出されていた」と紹介し、「この一件では選手ふたりにイエローカードが提示された。騒動が起きた時点で1−0とリードしていたメスは、その後も得点を重ね、親善試合を3−1で制している」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】フランスで危険なハプニング…男子選手たちの激しい揉み合い→女性主審が地面に叩きつけられる