鹿児島市の磯海水浴場で22日、男性が海に浮いているのが見つかり、その後、死亡しました。県ライフセービング協会の代表は「事前の準備をして海を楽しんで欲しい」と呼びかけています。

(記者)「鹿児島市の磯海水浴場。こちらの遊泳エリアできのう男性が浮いているのが見つかった」

男性が仰向けで浮いた状態で…

鹿児島中央警察署によりますと、22日午後1時半ごろ、磯海水浴場の沖合いおよそ20メートルで鹿児島市上之園町に住む粟津良明さん(77)が仰向けで浮いた状態で見つかり、その後、死亡しました。

粟津さんは1人で泳いでいたとみられ、発見された時、Tシャツと短パン姿でライフジャケットは身に着けていなかったということです。

警察は何らかの原因でおぼれたとみて詳しい状況を調べています。

事故から一夜明け

事故から一夜明け、海水浴に訪れていた客は…

(海水浴客・83)「急に深くなって足が立たなくなる場所がある。我がこととして気をつけなければと、遠くまで泳がないように気をつけた」

海の救助活動に詳しい県ライフセービング協会代表理事の山下丞さんです。

(県ライフセービング協会 山下丞・代表理事)「ライフジャケットが1つあれば、また状況は違っていたと思う」

対策や準備が大切

第十管区海上保安本部によりますと、県内で去年、マリンレジャー中に海で事故にあった人は25人で、そのうち遊泳中の事故は8人、1人が亡くなっています。

山下さんは体調や海の状況、天気を確認した上で、熱中症対策やライフジャケットなどの準備が大切と話します。

(県ライフセービング協会 山下丞・代表理事)「海のコンディション、満潮・干潮の時間をウェブサイトでみる、現場の監視員に尋ねて、どんな危険があるかを把握した上で、準備をしっかりして非日常である水辺にきてほしい」

本格的な海水浴シーズンを迎え、海の安全に注意しながら楽しむことが必要です。