ドラクエ40周年、堀井雄二氏が記念展で語った「物語に込めた祈りの形」
1986年の第1作発売から40周年を迎え、日本のロールプレイングゲームの枠組みを築いた堀井氏は、大きな節目に「本当に感無量です」と深々と頭を下げ、取材陣に思いを語った。
今回の記念展のタイトルは『the DIVE』。その名の通り、ドラゴンクエストの世界に「ダイブ」し、没頭してもらうことを目的としている。堀井氏は本展の狙いについて、「舞台で演劇を見るような没入感、そして自分が主人公として物語を進めていく圧倒的なリアリティ、その全てを兼ね備えた、今までにない展示を目指しました」と語り、「ドラクエの世界に入る」体験への自信をのぞかせた。
展示内容について、スクウェア・エニックスの村上洋平氏は、映像技術と音響演出を駆使していると説明。シリーズの原点ともいえる「アリアハンの城下町」や「ルビスの守り」での体験など、名シーンや名ゼリフを、まるでその場に立っているかのような感覚で味わえる構成になっているという。
堀井氏が今回の展示で「特にこだわった」と語るのは、物語に込められた「祈り」の形であった。堀井氏は、「ドラゴンクエストの物語は、誰かを守りたい、世界を良くしたいという、とても人間らしい、純粋で力強い思いが核にあります。その輝きを、展示を通して肌で感じていただけたら幸いです」と述べ、本シリーズの根底にあるのは、こうした人間愛や願いであることを改めて強調。今回の記念展は、プレイヤーが冒険を思い出すだけでなく、ドラクエが持つ物語の力を確認する場となるよう設計されている。
会場には本展のナビゲーター「ホミータ」の声を担当した声優の小倉唯や、お笑い芸人の兼近大樹(EXIT)も出席し、40周年の門出を祝った。
『ドラゴンクエスト the DIVE -まだ見ぬ冒険の舞台へ-』は、2026年7月17日から9月6日までの計52日間、東急プラザ原宿「ハラカド」にて開催中。

▲ (左から)村上洋平氏、堀井雄二氏、小倉唯、兼近大樹
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記念展『ドラゴンクエスト the DIVE -まだ見ぬ冒険の舞台へ-』…公式WEBサイト
