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 前半戦で大きく負け越しナ・リーグ東地区の最下位に沈むメッツが今夏のトレード期限で「売り手」に回る決断を下したと16日(日本時間17日)、米メディアが報じた。

 メッツは前半戦を40勝57敗、勝率・412で終え、ナ・リーグ東地区で最下位に低迷。ワイルドカード争いも厳しい状況に置かれており、ポストシーズン進出が絶望的だ。

 地元放送局「スポーツネットニューヨーク」(SNY)によると、メッツがトレード期限を前に「交渉を解禁」し、他球団からの打診に応じているという。

 ポストシーズン進出が困難なことから「売り手」に回ることとなるが、フアン・ソト、カーソン・ベンジ、アンドリュー・ユーイング、クリスチャン・スコット、ノーラン・マクリーンの5選手を除く全ての選手が交渉可能といい、メッツの看板選手であるリンドアも例外でないとした。

 移籍の可能性が高いのはフレディ・ペラルタやクレイ・ホームズといった先発投手、AJ・ミンター、ブルックス・レイリーといった救援左腕であるとしながらも、リンドアについて「メッツが彼を積極的に売り込んでいるという兆候はないが、一方で交渉のテーブルから外れているという話もない」と記した。

 リンドアは21年に10年総額3億ドル超の大型契約をメッツと結んでおり、31年まで契約が残っている。それだけに「トレードを希望するチームは、今後5シーズンにわたってその年俸を支払えるだけでなく、2027年にメジャーの戦力となる有望な人材をメッツに提供する必要があるだろう。それらの要求を満たす意思と能力があるチームはほとんどないように思われる」と高額年俸、さらに代替選手を差し出せる球団が数少ないことからトレードはハードルが高いとした。

 それでもSNYは「今オフのFA市場における打者の選手層が著しく薄いことを考えると、あらゆる可能性を排除するのは賢明ではない」とも伝えた。