日テレNEWS NNN

写真拡大

千葉県柏市の病院で、点滴のチューブに排せつ物を混入して入院中の75歳の男性を殺害したとして、看護師の女が逮捕された事件で、16日、病院の院長らが会見を開き、謝罪しました。

警察によりますと、古川美由紀容疑者は、柏市の「柏たなか病院」の看護師だった今年1月、入院中の会田栄次さんの点滴の延長チューブに排せつ物を混入して、殺害した疑いが持たれていて、16日朝、送検されました。

その後の捜査関係者への取材で、男性は事件の1週間ほど前から、下半身に点滴を実施していたことがわかりました。

また、古川容疑者がスマートフォンで「便注入、死ぬか」などと検索していたこともわかりました。

古川容疑者は調べに対し、容疑を否認しているということですが、警察は男性が点滴を開始したことが、犯行計画に影響した可能性があるとみて調べています。

柏たなか病院・長谷川奉延病院長
「心より深くおわび申し上げ、ご冥福をお祈りいたします」

古川容疑者の逮捕を受け、16日午後、病院の院長らが会見を開き、会田さんや遺族らに謝罪しました。

病院によりますと、事件性が疑われたため、古川容疑者を出勤停止にしたうえで、3週間後に「警察の捜査が入っている」と伝えたところ、古川容疑者は「私もう戻れないですね」と話し、退職の申し出があったということです。

また、病棟には排せつ物を捨てる部屋があり、看護師であれば誰でも入室できるということです。

古川容疑者の勤務態度に問題はなく、会田さんとの間にトラブルは確認されていないということです。

病院は防犯カメラの設置台数を増やすことを検討していて、再発防止に努めるとしています。