オランダ代表前指揮官を父に持つGKロナルド・クーマン・ジュニアが地元局の番組『オランイェ・カフェ』に出演し、オランダ人記者の発言に苦言を呈した。

 父のロナルド・クーマン氏はオランダ代表監督として北中米ワールドカップに参戦。グループリーグを首位通過したものの決勝トーナメント1回戦でモロッコ代表に敗れ、32強敗退となった。

 そのモロッコ戦後の会見で、オランダ人ジャーナリストのバレンティン・ドライセン氏がクーマン監督に対してすでに辞任することを伝えたのか、もしくはいつ辞表を提出するのかを質問して辞任を迫っていた。指揮官は去就についてもう少し考える旨を示すと、ドライセン氏は「明日じっくり考えてくれ」と返答。クーマン監督は6月末に退任を表明した。

 クーマン・ジュニアは記者会見の様子を見たといい、「ただ『敬意がないな、おい』と思ったんだ」と不快感をあらわ。「家族にとって辛いものだし、父親なら余計にそうだ。『おい、少しは敬意を払えよ』って思うよ」と続けた。

 批判されることは代表監督の立場として理解しているというが、「あの口調は…彼は私の父であり、ロナルド・クーマンだ。オランダにとってとても大きな存在だ。あれはきつかったし辛かった。記者会見の映像を見返すのは屈辱的とも感じた」と述べ、辞任を迫る発言に怒りを示した。

 また、クーマン・ジュニアは引退後に厳しい批判を繰り返す元選手たちについて「昔はあれこれ言われるのが大嫌いだった人たちが今全く同じことをしていることに僕はいつもびっくりする。腹立たしいね」とコメント。「彼らは過去にそれがどれだけ不愉快で家族にとっても辛いものかを経験している。でも彼らも生活費を稼ぐ必要があるもんね」と皮肉を混じえて苦言を呈した。

 クーマン・ジュニアはエールディビジのテルスターに所属しており、2025-26シーズン最終節ではGKながら後半44分にPKで決勝点を決めて残留に貢献した。