【横浜−湘南工大付】1回、打球が足に当たり顔をゆがめる横浜・織田=サーティーフォー保土ケ谷(花輪 久写す)

◆横浜7−0湘南工大付(7回コールド)

 初回から150キロ台を連発していた横浜のエース織田がアクシデントに見舞われた。2死走無走者から投手強襲のライナーがワンバウンドして左足首に当たった。うずくまってしばらく動けず、そのまま降板して検査のため病院に向かった。

 「勝ち抜いていく中で、やっぱり織田が軸になる。今は無事を祈るしかない」と村田浩明監督(39)。ただ、緊急登板した林田が以降五回までを無安打に。さらに打線は一回裏に4二塁打を集めて一挙4点。一切、動揺を見せなかったのは王者の地力だろう。

 春季県大会決勝でも初回からロングリリーフした林田だが、さすがに「今日は準備をしていなかった」。それでも5球のアップを全力投球し、140キロ前後の直球と変化球で打たせて取った。「相手は織田に合わせてくるので、自分は違う投球を」と林田。遊撃の池田は「逆に、織田がいなくなったからこそ勝ち切ろうという雰囲気になった」と話す。

 林田を五回で下げ、そこからは福井と小林鉄の2年生が1イニングづつ。村田監督は「全員野球でやっていく。出し惜しみはしない」。そして「次の次(4回戦)も保土ケ谷球場なので、1回づつ投げさせた」と続けた。続く難敵との対戦に、緩みはない。