内科医の山村聡氏が、YouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」にて「【糖尿病予防】ミスタードーナツのポンデリングとエンゼルフレンチを食べて血糖値を測定したら驚きの結果に...【血糖値実験】」を公開した。動画では、人気のドーナツ2個を食べた際の血糖値の推移を検証し、意外なほど急激な血糖値上昇、いわゆる「血糖値スパイク」が起きる事実を明らかにしている。

山村氏はミスタードーナツの「ポン・デ・リング」と「エンゼルフレンチ」を実際に食べ、食前と食後90分間の血糖値変動を「FreeStyleリブレ」を用いて測定した。食前の血糖値は112であったが、食後40分で181に達し、上昇幅は69という結果になった。山村氏はこの結果に対し、「結構なスパイクだと思います」と指摘する。ドーナツは小麦粉の生地にクリームやチョコレートが使われ、外側も砂糖でコーティングされているため、糖質量が多く、しっかり血糖値を上げる要因になった。

さらに山村氏は、ドーナツを食べる際の工夫として、ブラックコーヒーなど無糖の飲み物を合わせることを推奨する。コーラのような甘い飲料を一緒に飲むと、血糖値が「爆上がりしてしまって、血管を傷つけたり膵臓に負担がかかったりします」と警告を発した。

また、動画後半では視聴者からの「食後1時間で血糖値が140を超えるのは危険ではないか」という質問にも回答した。山村氏は、140という数値は「75g経口ブドウ糖負荷試験」での2時間後の基準値であり、日常生活の中で一時的に140を超えたからといって、直ちに糖尿病や予備軍と診断されるわけではないと解説。糖質の多い食事をとれば「余裕で140を超えて180から200くらいまで上がる方もいると思います」と述べ、基準値の誤解を解いている。

ドーナツ2個でも血糖値は急激に上昇することが実証された今回の検証。お菓子を楽しむ際は、組み合わせる飲み物に気を配り、適量を守るという日々の意識が重要であると結論づけている。

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