始業前の時間を活用して読書や宿題などをする児童ら=6日、川崎市立新小倉小学校

 川崎市教育委員会は6日、小学生が始業前の時間を学校で過ごす「朝の居場所づくり」のモデル事業を市内の市立小学校3校で始めた。共働き世帯の増加を背景にした取り組みで、市教委は利用状況や運営課題を検証し、将来的な全市展開を目指す。

 事業は、保護者の出勤と子どもの登校に時間差がある家庭の児童が、安心して始業前の時間を過ごせる場を確保するのが目的。これまでは校門前で開門を待つ児童もいたことから、始業前に学校施設を開放し、児童を受け入れる。登録は不要で、学校から配布されたカードを持参すれば利用できる。地域人材の活用や教職員の負担軽減を図るため、運営は委託を受けたNPO法人などが担う。