ベスパ「スプリント180 Officina 8」

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マット仕上げの専用カラーを採用

 ピアッジオグループジャパンは、イタリアンスタイルの象徴であるベスパの特別仕様車「スプリント180 Officina 8」の受注を2026年6月26日に開始しました。

 最新の「スプリント180」をベースにした「Officina 8」は、かつてピアッジオ社内に存在した伝説的な実験部門の名称を冠したモデルです。

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 試作車や特別なモデルを製作し、数々の特別なマシンを世に送り出してきたその部門の雰囲気にインスピレーションを受け、現代のベスパにその息吹を感じさせるカラーや素材を採用した特別仕様車として2025年に誕生しました。今回のモデルは、ベース車両の仕様変更にあわせて180cc版として再登場したものです。

 ボディカラーには、マット仕上げのメタリックが特徴的な専用カラー「Officina 8 ブルー」が採用されています。このカラーリングは、当時にタイムスリップしたら見られたであろう、万力や旋盤などの工作機械や当時の作業服といった作業現場を思い起こさせます。

 エレガントなサテン仕上げのボディと、メタルを表現したアクセントの独創的なコントラストも大きな特色です。

 レッグシールドのモールとヘッドライトおよびリアライトのトリムにはアルミニウムの質感を表現し、ステアリングコラムカバー、通称「ネクタイ」(フロントカウル中央の縦型ガーニッシュ)にあるホーンのスリットとホイールのスポーク部分には真鍮をイメージしたペイントが施されています。

 また、ホイールのリム部分にはダイヤモンドカット仕上げが採用されました。

 細部にわたる仕上げにもこだわりが見らます。シートにはダブルステッチが施され、2種類の材質を採用する表皮には磨かれた真鍮リベットが装飾されるなど、伝統へのさらなる敬意が表されています。

 加えて、マットブラックで引き締まった数々のディテールや、マットブラック仕上げのバーエンドミラーがスポーティな外観を強調しています。

 この特別仕様車のベースとなる新型スプリントは、時代を超越したエレガンスと洗練されたデザインをアップデートし、最新の技術を組み合わせたモデルです。エンジンは、従来の155ccに代わり排気量を174ccへ拡大した新しい180cc I-getエンジンを搭載。

 使用部品の約14%が新設計され、走行性能と経済性の両立を実現しています。これにより、最高出力は従来の12.3HPから14.8HPへと20%向上し、燃料消費率もWMTCモード値で38.4km/Lから43.1km/Lへと12%改善されました。

 装備面では、新設計のカラーLCDディスプレイメーターが採用され、車両情報へのアクセス性が向上しています。また、オプションのベスパ MIAマルチメディアプラットフォームと接続することで、メーターパネルに着信やメッセージ、音楽プレイリストなどを表示して管理することも可能です。

 このほか、スマートキーシステム、スモールリアキャリア、専用エンブレムなどが主要装備として備わります。

 スプリント180 Officina 8の価格(消費税込)は63万2500円で、出荷は2026年8月頃を予定しています。