トーカン 給食市場開拓へ新たな一手 静岡の水産加工会社をグループ化
中部地盤の食品卸・トーカン(名古屋市)は6月25日、水産加工品製造業のショクザイ(静岡市)の全株式を同日付で取得、子会社化したと発表した。トーカンでは、今期からスタートした「長期戦略2030」で高齢者施設を含む給食市場を重要な戦略領域と位置付けている。給食市場向け水産加工品で強みを持つショクザイをグループ化することで、給食向け取引先への商品提案強化を進めていく。
取得株式数は4625株。取得価格は非公開。ショクザイは非連結子会社となる。三上香織前社長は退任。トーカンから鈴村浩司常務執行役員フードサービス営業部部門長が現職と兼務するかたちで新社長に就任したほか、2人が非常勤役員に就いた。
ショクザイは、1969年5月設立。資本金1000万円。従業員数は正社員、パート合わせ28人。売上高4億9900万円(25年9月期)。
給食市場向け水産加工品製造業として、主に学校給食向けに製品を供給。魚介類の切り身商品、漬け込み商品、パン粉・粉付商品、ボイルパック商品などを取り扱っており、ユーザーの要望に合わせたOEM受注も引き受ける。将来的には給食市場だけでなく、スーパー・外食向けの製品開発や地域共創の取り組みなども構想。ショクザイの事業拡大と企業価値の向上につなげていく。

