山里亮太 磐越道バス事故受けた安全対策公表に「大人たちのいろんな都合で命を落としてしまった」
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(49)が1日、MCを務める日本テレビ「DayDay.」(月〜金曜前9・00)に出演。文部科学省と国土交通省が6月30日、福島県郡山市の磐越自動車道で北越高(新潟市)の男子生徒1人が死亡した5月のマイクロバス事故を受け、部活遠征や校外活動時の移動に関する安全確保策を全国の教育委員会などに通知したことに言及した。
通知では、車両に教職員が同乗するよう促し、引率計画を校長らが事前承認するなどの安全管理の徹底を求めた。文科省と国交省が事故後に連絡会議を設置し、対策を検討してきた。
今回の事故では、運行会社がレンタカー業者のバスを準備し、営業担当者が知人を通じて運転者を手配していたことが明らかになっており、安全確保策は、レンタカー利用時は学校が借受人となって業者と契約するよう定めた。自家用車やレンタカーの運転者は学校の責任で直接手配し、有効な免許証の保有や事故歴の有無を事前に確認することなども盛り込んだ。
教職員向けの「安全管理チェックシート」を作成し、活用を推奨。出発前に運転者の健康状態や車両の異常の有無などを確認し、校長らと共有する。学校側は事前に校外活動の計画を保護者に連絡するとし、交通事業者側には契約書などの適切な交付を要請した。
修学旅行や遠足といった教育課程内の活動は原則として公共交通機関や貸し切りバスを利用。部活遠征などの教育課程外の活動では、地域の実情を踏まえた移動手段を検討するよう促した。
松本洋平文科相は30日の閣議後記者会見で、各学校に策定を義務付ける「危機管理マニュアル」に関する指針を改定する方針も明らかにした。文科省の担当者は、今回の事故の背景には校長ら管理職がマイクロバスによる遠征の実施を把握していなかったことがあると指摘した。連絡会議では、バス事業者や有識者、自治体へのヒアリングなどを実施した。
山里は「子供たちを守るっていうこの大事な目的のためにこうやって少しずつ動き始めてますけれども、これがちゃんと実行できるようにしていくことが今回の事故をへて本当に大きな教訓として得てほしいなと思います」と話し、「子供たちを守ってくれるっていうものをしっかり固めていくためには、こういう事故とかをしっかりと分析して何が悪かったか、何を改善していけばいいかってことが本当に大事になってくると思います」と指摘。
そして、「今回ホントに大人たちのいろんな都合で命を落としてしまった人がいるっていうこの事故は、磐越道の事故はホントに悲惨だなと思いましたし、沖縄・辺野古の件もそうですし、いま一度、子供たちを守るためにこの事故から何を得るか、そこは大事にしていかないといけないなと思います」と自身の考えを話した。
磐越道のバスの事故は5月6日午前に発生。練習試合に向かう北越高の男子ソフトテニス部員を乗せたマイクロバスがガードレールに衝突した。バスは事業用ではない「白ナンバー」のレンタカーだった。

