経済財政諮問会議に臨む高市首相(6月30日、首相官邸で)=稲垣政則撮影

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 30日に公開された2025年分の国会議員の所得のうち、同年10月の自民党総裁選に出馬した5人を比較すると、茂木外相が8258万円でトップだった。

 テレビ出演料や講演料など露出度を測るバロメーターとなる「雑所得」では、高市首相が突出して多く、発信力の高さがうかがえた。

 茂木氏の所得は、株式の売却で6080万円を得るなど24年分から急増した。高市内閣の閣僚で最も多く、議員全体でも9位に入った。首相が3641万円、林総務相が3450万円で続いた。

 雑所得に限って比べると、茂木氏を除く4人が24年分より増加した。5人は同年の党総裁選にも出馬しており、国民への発信を強めたようだ。

 首相の雑所得は1282万円で、全議員でトップだった。著書の印税や原稿料などが伸び、24年分の899万円から383万円増となった。

 次は小林政調会長で、24年分の311万円から470万円に増やした。事務所関係者は理由について「全国各地での講演と出張が増えた」と説明した。

 林氏も出演料などで約4倍に増やし、175万円で続いた。小泉防衛相は24万円増の108万円だった。一方で、茂木氏は50万円から13万円に減らした。

 この日は所得等報告書のほか、新たに保有した土地や建物などに関する「資産等補充報告書」(参院議員のみ)、報酬を得て就いている役職を届け出る「関連会社等報告書」も公開された。