FBS福岡放送

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先週の大雨で大きな被害が出た福岡県柳川市では「60年で初めて」という声も聞かれています。予想しない規模の災害にどう対応するのか、悩みが増しています。

■元木寛人アナウンサー
「先週、大雨の被害があった福岡県柳川市大浜町です。あちら、跡がありますが、当時はこの辺り一帯が冠水していたということです。」

6月30日、水はすっかり引いたものの、水路の水は茶色く濁っていました。

当時、床上浸水したという兼業農家、古賀輝彦さんの自宅を訪ねました。

■古賀輝彦さん
「ここまで水が入っとった。」
■元木アナウンサー
「これがその跡ですか。」
■古賀さん
「もう使えなかったので、(家具、家電を)全部出してもらってですね。」

足首がつかるほど水が入ってきたという室内。夜中に急激に水かさが増したとみられます。

■古賀さん
「25日の朝5時に区長から電話があって、見た時には(1階が)沈んでいた。浸水した時点で、家電も全部ダメ。間に合わなかったです。起きた時には、下に置いていた家電は全部浮いてダメになって。」

水が引くのには3日ほどかかったといいます。

フローリングの部屋は床板がめくれ上がり、畳は全て処分するしかなくなりました。

■古賀さん
「(この家に住んで)60年。ここで生まれたので。ここまでひどくなったのは初めて。ちょっともう住めないですよね。」

同じ地域に住む松藤美津子さんは、自宅の倉庫が浸水しました。

■松藤美津子さん
「私にすれば、ここまでありましたよ。」
■元木アナウンサー
「70センチくらい。」

松藤さんは、以前もこの地域では水害があったと話します。

■松藤さん
Q.今回は想定以上?
「そうです。特にここ何年か、なかったから、油断じゃないけれど、緩んでいたかなというところはありますよね。まさかここまで一気にって。」

記憶にあるよりもずっと早く、著しい被害を出した大雨にどう対応するべきなのでしょうか。

7月1日昼すぎから2日にかけては、福岡県や佐賀県でまた大雨となる恐れがあります。

■松藤さん
「みんな気をつけて、なるべく物は上の方に置いています。ちょっと危ない時は車を避難させようとか。」

できる対策は限られているものの、命や大切なものを守るため行動するしかないといいます。

大雨の爪痕が残る被災地。先週降った雨によって土壌が水を含んでいる場所もあるとして、気象台は、より注意をするよう呼びかけています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年6月30日午後5時すぎ放送