香港大引:ハンセン0.6%安で反落、テック指数は1.8%上昇
30日の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比145.66ポイント(0.63%)安の22881.02ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が47.04ポイント(0.62%)安の7558.30ポイントと反落した。売買代金は3080億4960万香港ドル(約6兆3704億円)にやや縮小している(29日は3154億7860万香港ドル)。
様子見ムードが漂う流れ。香港市場はあす7月1日、香港特別行政区設立記念日で休場となるため、積極的な売買を手控える一因となった。中東情勢を巡る不透明感もくすぶる。米高官が29日、イランとの和平交渉のため、カタールの首都ドーハに向かったと報じられたが、イラン外務省の報道官は、イラン代表団がドーハを訪問するとしながらも、米国との交渉は予定していないと述べた。
もっとも下値を叩くような売りはみられない。中国景況感の改善が相場を下支えしている。寄り付き直後に公表された今年6月の製造業PMIは50.3と市場予想の50.1を上回り、非製造業PMIも50.2と予想の49.9を上回った。また、昨夜の米株市場で半導体や人工知能(AI)関連の銘柄に見直し買いが入ったほか、当局の産業支援スタンスも追い風となっている。李強・首相は29日に開いた国務院常務会議で、「AI産業を支援し、それを幅広い産業で活用する『AI+』を推し進める」と強調した。ハンセン科技(テック)指数は1.8%逆行高している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、消費関連の下げが目立つ。中国ミネラルウォーター最大手の農夫山泉(9633/HK)が8.4%安、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)が5.3%安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が4.3%安で引けた。
セクター別では、中国の銀行が安い。中国工商銀行(1398/HK)が2.9%、交通銀行(3328/HK)が2.5%、中国建設銀行(939/HK)が2.1%、中国銀行(3988/HK)が2.0%で引けた。
エアラインやツアー会社など旅行関連も売られる。中国東方航空(670/HK)が6.0%安、中国国際航空(753/HK)が4.3%安、中国南方航空(1055/HK)が2.6%安、同程旅行HD(780/HK)が4.4%安、携程集団(9961/HK)が3.6%安で取引を終えた。同程旅行は29日引け後、ライドシェアのディダ出行(2559/HK)に対し、株式公開買い付け(TOB)を提案したと発表。財務負担が不安視された(ディダ出行は88.2%高と急騰している)。
半面、半導体セクターは高い。ASMPT(522/HK)が10.0%、上海天数智芯半導体(9903/HK)が9.9%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が5.4%ずつ上昇した。そのほかにも先端テクノロジー関連の銘柄が物色される。マイクロ伝動・駆動システムメーカーの深セン市兆威機電(2692/HK)と大規模言語モデル(LLM)の北京智譜華章科技(2513/HK)がそろって7.3%高、光電ハイブリッドチップ世界首位の上海曦智科技(1879/HK)が6.7%高、スマートフォン部品メーカーの藍思科技(6613/HK)が6.1%高などと値を上げた。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.50%高の4094.40ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。軍需産業、自動車、不動産なども買われた。半面、資源・素材は安い。金融、消費、医薬も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
様子見ムードが漂う流れ。香港市場はあす7月1日、香港特別行政区設立記念日で休場となるため、積極的な売買を手控える一因となった。中東情勢を巡る不透明感もくすぶる。米高官が29日、イランとの和平交渉のため、カタールの首都ドーハに向かったと報じられたが、イラン外務省の報道官は、イラン代表団がドーハを訪問するとしながらも、米国との交渉は予定していないと述べた。
もっとも下値を叩くような売りはみられない。中国景況感の改善が相場を下支えしている。寄り付き直後に公表された今年6月の製造業PMIは50.3と市場予想の50.1を上回り、非製造業PMIも50.2と予想の49.9を上回った。また、昨夜の米株市場で半導体や人工知能(AI)関連の銘柄に見直し買いが入ったほか、当局の産業支援スタンスも追い風となっている。李強・首相は29日に開いた国務院常務会議で、「AI産業を支援し、それを幅広い産業で活用する『AI+』を推し進める」と強調した。ハンセン科技(テック)指数は1.8%逆行高している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、消費関連の下げが目立つ。中国ミネラルウォーター最大手の農夫山泉(9633/HK)が8.4%安、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)が5.3%安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が4.3%安で引けた。
セクター別では、中国の銀行が安い。中国工商銀行(1398/HK)が2.9%、交通銀行(3328/HK)が2.5%、中国建設銀行(939/HK)が2.1%、中国銀行(3988/HK)が2.0%で引けた。
エアラインやツアー会社など旅行関連も売られる。中国東方航空(670/HK)が6.0%安、中国国際航空(753/HK)が4.3%安、中国南方航空(1055/HK)が2.6%安、同程旅行HD(780/HK)が4.4%安、携程集団(9961/HK)が3.6%安で取引を終えた。同程旅行は29日引け後、ライドシェアのディダ出行(2559/HK)に対し、株式公開買い付け(TOB)を提案したと発表。財務負担が不安視された(ディダ出行は88.2%高と急騰している)。
半面、半導体セクターは高い。ASMPT(522/HK)が10.0%、上海天数智芯半導体(9903/HK)が9.9%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が5.4%ずつ上昇した。そのほかにも先端テクノロジー関連の銘柄が物色される。マイクロ伝動・駆動システムメーカーの深セン市兆威機電(2692/HK)と大規模言語モデル(LLM)の北京智譜華章科技(2513/HK)がそろって7.3%高、光電ハイブリッドチップ世界首位の上海曦智科技(1879/HK)が6.7%高、スマートフォン部品メーカーの藍思科技(6613/HK)が6.1%高などと値を上げた。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.50%高の4094.40ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。軍需産業、自動車、不動産なども買われた。半面、資源・素材は安い。金融、消費、医薬も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
