全容が見えていない長島町の赤潮被害。養殖ブリを扱う飲食店では、影響の拡大を懸念する声が聞かれました。

焼き肉スタイルでブリを味わえる鹿児島市の飲食店です。

(焼ぶり「あぶり」 福元龍一オーナー)「養殖ブリは丁寧に育てられたこともあって、味もすごくいいし見た目もすごく美しい。養殖ブリのおいしさを届けられたらと」

ブリの様々な部位10種類以上を味わえるこちらの店では、提供しているおよそ9割が長島町で水揚げされた養殖ブリです。

仕入れ業者から「納品できない可能性がある」

先週、仕入れ業者から「赤潮被害の影響で一定期間、納品できない可能性がある」と連絡がありました。

(焼ぶり「あぶり」 福元龍一オーナー)「『納品が難しいかもしれない』と連絡があった。うちはブリだけ使っているので、ものがないことには営業もできない」

長島町以外のブリの仕入れや別の魚で代用することを検討していますが、被害の影響が見通せず対応に頭を悩ませています。

(焼ぶり「あぶり」 福元龍一オーナー)「現状の被害がいつまで続いて、どのように重みが乗るかわからないので、対策をとるにもとりづらい。価格が高騰するかもしれないし何とも言えない」

養殖業者の現状

先行きを懸念する一方で、気にかけているのが養殖業者の現状です。

(焼ぶり「あぶり」 福元龍一オーナー)「養殖の業者のほうがもっと大変だと思う、やっぱり心が痛いと思う、自然災害なので文句は言えないし、うちはうちでできることをするだけ」

生産現場から飲食店まで、赤潮の影響が広がり始めています。