投資アドバイザーの鳥海翔氏が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて「AI相場はまだ序盤かもしれません。今後も伸びると考えている理由と注目している銘柄を徹底解説!」と題した動画を公開した。動画では、高騰を続けるAI・半導体関連株の現状分析と、相場に乗る前に決めておくべき暴落対策について解説している。

鳥海氏はまず、短期間で株価が急上昇している現在のAI相場を「2000年頃のITバブルと似ている」と指摘しつつも、見かけの株価だけで判断するのではなく「企業の利益が出ているのかどうか」を見極めることが重要だと語る。AI相場には「AIを動かす部品が伸びる」「AIを動かす場所が伸びる」「AIを仕事で使って利益を出していく」という3つの段階があるとし、現在はまだどの段階も終わっておらず、相場は今後も伸びると結論付けた。

一方で、投資における注意点として「特定の銘柄に集中しすぎないこと」や、他社が追随できない圧倒的な強みである「モート」の有無を理解することの重要性を強調。その上で、手堅いインデックス投資を中心とする「コア(8~9割)」と、AI関連株などで積極的にリターンを狙う「サテライト(1~2割)」に投資割合を分ける「コア・サテライト戦略」を推奨した。

さらに、暴落を予兆する「4つのサイン」として、ビッグテック企業の設備投資の減少や、AI関連企業の業績見通しの悪化などを挙げた。「暴落する時期を当てるのではなく、僕らがやるべきことは暴落のサインを見落とさないこと」と述べ、サインが現れた際にあらかじめどう行動するかを決めておくべきだと警鐘を鳴らした。

動画を通じて、目先の株価に一喜一憂するのではなく、企業の業績や相場の本質を俯瞰する視点を持つことの重要性が提示された。冷静な分析に基づいたリスク管理こそが、これからのAI相場を乗りこなす鍵となるだろう。