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 ◇インターリーグ ドジャース5―13エンゼルス(2026年6月7日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)は7日(日本時間8日)、エンゼルス戦に「1番・DH」で出場。5―13で敗れたが、2安打を放った。得意の6月は、6試合で5度目のマルチ安打で25打数12安打、打率・480。メジャーで強打者の指標として重視される長打率と出塁率を足したOPSを・939まで上昇させ、シュワバー(フィリーズ)を抜いてナ・リーグトップに立った。

 得点への貢献度を示すOPSは、打率以上に重視される傾向がある。・700前後がMLB平均水準。・900以上がトップクラスとされる。大谷の・939をデーブ・ロバーツ監督は「投手としてもプレーしている。翔平という選手がどれだけ特別かということ」と表現した。

 愛犬を連れて観戦できるイベント「PUPS IN THE PARK」が行われた試合。0―2の3回にソリアーノのシンカーを捉えて右前打。フリーマンの安打に全力疾走で三塁へ進むと、オーバーランしたところから両手をついて帰塁。勢いのまま両脇を締めて「ワン」プッシュ、腕立て伏せのような動作をした。現地放送局も中継し、解説のメジャー通算204勝を誇るオーレル・ハーシュハイザー氏も思わず「ハハハ」と大笑いした。

 タッカーのぼてぼての当たりで快足を飛ばし、ユニホームの左膝部分を破きながら滑り込んで生還。7回には三塁内野安打を記録した。2試合連続マルチ安打で出塁率はリーグトップ・417。長打率の・522を足したOPSをリーグトップ・939まで上昇させた。5月11日時点では・767だったが、MLB全体でも3位とした。ロバーツ監督が「まだ完全に調子が上がっていると思っていない。本格的に長打が増えてくる段階」と語る中での数値だから凄い。

 得意の6月は25打数12安打で打率・480。この日はなかった長打が、12安打のうち3分の1(二塁打2本、三塁打1本、本塁打1本)を誇る。大谷は3日に「OPSが上がってきているのはいいこと。少し出塁率寄りに偏っている数字。もう少し長打率が高くなってくれば」と語っている。

 投手としてはフル出場した試合終了わずか10分後から調整。10日(日本時間11日)のパイレーツ戦の先発が決まり、グラウンドでキャッチボールを行った。前日はナイターで、この日は午後1時10分開始のデーゲーム。試合前は観客と愛犬が場内を走るイベントもあり、異例の試合後調整になったとみられる。

 ロバーツ監督の語る「常に塁に出ている印象。本当に素晴らしい選手」が中6日で7勝目を目指す。7回を投げれば再び規定投球回に到達する。(小林 伊織)