広末涼子

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 今年4月に活動再開を発表した広末涼子が、自身の誕生日(7月18日)に東京・丸の内「コットンクラブ」でバースデースペシャルライブ「Best Day Ever〜Crescent River」を開くことを発表した。2024年12月にコットンクラブで実に25年ぶりにライブを開催して以来1年半ぶりのライブとなる。活動再開については非難の声もあるが、もちろんファンの期待は高まっている。一方で、テレビや映画への復帰に向けての“壁”はまだまだ高いという。

【佐々木博之/芸能ジャーナリスト】

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賠償請求はなし

 広末は昨年4月、新東名高速道路で追突事故を起こすなどし、その後「双極性感情障害(双極性障害)」と「甲状腺機能亢進症」の診断を公表し、病気療養のため芸能活動を休止していた。どんな形で活動を再開するのか注目されていたが、まずは俳優ではなく歌手としてのリスタートとなった。

広末涼子

 事故当時、すでに撮影が始まっていた広末主演の映画「おんおくり」は撮影中止を余儀なくされ、結局お蔵入りとなった。

 広末に対して損害賠償請求がなされるのではないかと心配もされたが、映画に関わったスタッフによると、「話はついて、賠償請求はなかったみたいです」という。事故に関しては、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で略式起訴されたが、すでに罰金も支払いを済ませたようだ。

 広末復帰を妨げるものは何もないように思えるのだが……。

広末にも打診済み

 前出の製作スタッフによれば、

「業界内に広末さんのファンが多いことは良く知られています。これまでスキャンダルがあっても、ドラマや映画に割と早く復帰できていたのは、業界ファンの後押しがあるからです。かつて奇行が報じられたことがありましたが、“プッツン”と言われた女優さんたちとは違って、これまで広末さんは仕事現場でトラブルを起こすことはありませんでした。ですが今回ばかりは、“もう懲り懲り。広末さんとは仕事したくない”というスタッフも出てきました」

 なぜなら、前述の「おんおくり」では監督とはそりが合わず、演出を巡って口論となり、監督が降りると言い出すなど、現場が大混乱となったからだという。それでも、

「もう一度、広末さんで映画を撮りたいというスタッフがまだ何人かいて、動いているようです。広末さんにも打診済みだと聞きました」(前出・制作スタッフ)

製作費が集まらない

 だが、広末が映画やドラマに出演するという話は聞こえてこない。

 キャスティング会社の社員によると、

「制作費が思うように集まっていないようなのです。映画の製作費は、製作委員会(映画会社、テレビ局、出版社、広告代理店、配給会社)が出資する場合、企業やスポンサーが宣伝やブランディング目的で出資、公的助成金や補助金、クラウドファンディングなどで集める方法がありますが、どれも上手くいってないみたいです」

 ちなみに民放の関係者に話を聞いてみると、

「テレビ局にも現場だけでなく、編成などにも広末さんの根強いファンは多く、ドラマの企画があると広末さんの名前が挙がるのですが、今はまだないですね。事故に関してはあれから1年も経っているので問題ないと思いますが、不安な要素があるんじゃないでしょうか。上もスポンサーもOKを出しそうもないんです。しばらくは難しいと思います」

 事故後、運ばれた病院で看護師に暴行を働いたことや、前出のように映画撮影現場でのトラブルが報じられ、広末のキャスティングに不安を感じているからだという。

「広末さんをキャスティングするとなれば映画なら、当然主演でしょう。でも、主演俳優に何かあったら、制作継続には多大なリスクが伴いますし、現場でスタッフとトラブルを起こしたみたいな話を聞きますと、広末さんに限らず、そういう俳優さんは敬遠されがちですよね」(前出・キャスティング会社社員)

歌手活動の可能性

 その点、歌手活動なら単独での出演となるため、そうしたトラブルの心配は少なくなる。

 広末の歌といえば、誰もが思い浮かべるのはデビューシングルの「MajiでKoiする5秒前/とまどい」だ。この曲は1997年にリリースされ60万枚の大ヒットを記録した。当時NTTドコモのポケベルのCMソングに起用され、一世を風靡したといっても過言ではない。

 広末がこれまでリリースした楽曲は竹内まりや、広瀬香美、岡本真夜ら日本を代表する女性シンガーソングライターの協力のもと生まれている。「Majiで〜」も竹内まりやが作詞・作曲を担当した。今回のライブではそれらのオリジナル楽曲に加え、ここでしか聴けないカヴァーも織り交ぜて披露するというから、歌手広末の魅力が再燃するのではないか。

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デイリー新潮編集部