JRT四国放送

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みなさんは、「エアコン2027年問題」という言葉をご存じでしょうか。

夏を快適に過ごすというよりは、もはや命を守るために欠かせないエアコンですが、一体どんな問題なのでしょうか。

(記者)
「これからの季節、本格的な出番を迎えるエアコン。たくさんの種類が並ぶ売り場でも、ひときわ目を引くのがこちらの看板」
「『エアコン2027年問題』と書かれています」

エアコン2027年問題とは…。

2027年4月から、政府が定める省エネ基準が大幅に引き上げられます。

このため、メーカーが低価格帯のエアコンを製造・販売できなくなり、価格の上昇が懸念されているんです。

徳島市のこちらの家電量販店では、6つのメーカーあわせて36種類のエアコンを扱っていますが、省エネの新基準を満たしている製品と、そうでないものとが混在しています。

(ヤマダデンキ 徳島本店・菅野貴生フロアマネージャー)
「今、新基準を達成しているものは、3割から4割ほど。達成していないものが半分以上」
「達成率が(100%を)超えていないものは、来年は作られないようになるので」
「需要が増えていて、売上自体も2倍近く売れている」

気になるのは、そのお値段。

6畳用のエアコンでは、標準的なモデルは平均10万円ですが、新基準を満たしているモデルは20万円以上。

駆け込み需要があるのも、うなずけます。

一方で、新基準モデルは消費電力が抑えられるため、電気代を削減できるメリットがあります。

国の試算では、6畳用エアコンで年間約2760円、14畳用なら約1万2600円の削減、平均使用年数の14年間では、それぞれ4万円と18万円光熱費が安くなるということです。

(記者)
「エアコンを購入する際のポイントは?」

(ヤマダデンキ 徳島本店・菅野貴生フロアマネージャー)
「選び方によりますが、1日に何時間ほどエアコンを使うかで選んでもらっていいかなと」
「例えば1日に5時間以上使われる、特にリビングとかになると、こういった省エネ達成率が100%を超えているものに関しては、電気代が安くなるので、このグレードって選んでいただければ」
「逆に1時間ほどしか使わない部屋、寝る前にちょっとだけ使いたい部屋に関しては、達成率100%超えていないものを選んでもらったら」

とはいえ、物価高のこのご時世、安さを求めるのは人の性、この日も低価格帯のエアコンを求めるお客さんの姿が目立ちました。

(客)
「省エネはいいことだと思うけど、家計的には痛いということで早めに」
「子どもも生まれたばかりで、これからお金がかかっていくので、なるべく安く済ませられれば」

(客)
「寝室用なのでつける機会が少ないので、高いのつけても変わらないと店の人からも聞いているので」

(ヤマダデンキ 徳島本店・菅野貴生 フロアマネージャー)
「正直、来年の4月に今のモデルがあるかは分からない状態。メーカーの生産状況によると思うので、早めにとしか言えない」

もはや、エアコンなしでは過ごせなくなった日本の夏。

様々な要素を総合的に判断して、自分に合ったモデルを選びましょう。

低価格帯のエアコンは2027年4月に、急に店頭からなくなるわけではありませんが、在庫次第なので、駆け込み需要が高い中、いつまであるか分からないということです。

検討している人はお早めに。