脳科学者・茂木健一郎氏が提唱「ルッキズム批判がイデオロギー化すると人間性を見失う」
「ルッキズム」について考える――脳科学者・茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルで近年話題となる“ルッキズム(外見至上主義)”について、独自の脳科学的・哲学的視点から語った。
動画内で茂木氏は「ルッキズムというのは、最近評判が悪いわけですよね。人を見かけで判断してはいけないというのは、もちろんその通り」と前置きしつつも、「でも僕は、それだけでは済まないところがあるように思います」と警鐘を鳴らす。人種やエスニシティに基づく差別は論外としながらも、同じ集団内でも外見による区別を完全に否定することも「全くその通りだと思います」としつつ、現実には完全に外見や雰囲気を無視して人間関係が成立するわけではないと指摘した。
特に脳科学的には、「平均顔というものがアトラクティブ、魅力的だということが知られています」とし、人は統計的に多くの顔を見て平均的な“テンプレート”を脳内に形成し、それに近い外見を好ましく感じやすい仕組みがあると解説。「これは情報処理がしやすい顔なんですよね」「なめらかに情報処理が流れていく顔で、だから好感度につながっていく」と科学的メカニズムを明かした。
一方で、「見た目だけでこの人はいいとか悪いとか判断するのは、確かに良くない」「相手の全体をもっと受け止めなくちゃいけないという意味では、ルッキズムの決めつけは良くないのは全くその通りだと思う」とヒューマニズムにも配慮。しかし、「とは言いながら実際には、相手のこと、パッと見て好きだとか苦手だなって思ってしまっているのも事実」「ルッキズムで生きてしまっている、お互い」と現実に目を向け、「全部をやっぱり僕は受け入れるべきだと思うんですよ。人間を受け入れるってことは」と“全体性”の重要性を強調した。
茂木氏は最後に「本当の意味でビヨンドルッキズム、全体を見渡せた人間性に対するマインドフルネスの視点。そういうことができるようになったらいいなと私は思います」と語り、「人間ってやっぱり生物なので、いろんなことがあるということをお互いに認め合う」ことの重要性を訴え、動画を締めくくった。
動画内で茂木氏は「ルッキズムというのは、最近評判が悪いわけですよね。人を見かけで判断してはいけないというのは、もちろんその通り」と前置きしつつも、「でも僕は、それだけでは済まないところがあるように思います」と警鐘を鳴らす。人種やエスニシティに基づく差別は論外としながらも、同じ集団内でも外見による区別を完全に否定することも「全くその通りだと思います」としつつ、現実には完全に外見や雰囲気を無視して人間関係が成立するわけではないと指摘した。
特に脳科学的には、「平均顔というものがアトラクティブ、魅力的だということが知られています」とし、人は統計的に多くの顔を見て平均的な“テンプレート”を脳内に形成し、それに近い外見を好ましく感じやすい仕組みがあると解説。「これは情報処理がしやすい顔なんですよね」「なめらかに情報処理が流れていく顔で、だから好感度につながっていく」と科学的メカニズムを明かした。
一方で、「見た目だけでこの人はいいとか悪いとか判断するのは、確かに良くない」「相手の全体をもっと受け止めなくちゃいけないという意味では、ルッキズムの決めつけは良くないのは全くその通りだと思う」とヒューマニズムにも配慮。しかし、「とは言いながら実際には、相手のこと、パッと見て好きだとか苦手だなって思ってしまっているのも事実」「ルッキズムで生きてしまっている、お互い」と現実に目を向け、「全部をやっぱり僕は受け入れるべきだと思うんですよ。人間を受け入れるってことは」と“全体性”の重要性を強調した。
茂木氏は最後に「本当の意味でビヨンドルッキズム、全体を見渡せた人間性に対するマインドフルネスの視点。そういうことができるようになったらいいなと私は思います」と語り、「人間ってやっぱり生物なので、いろんなことがあるということをお互いに認め合う」ことの重要性を訴え、動画を締めくくった。
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