人気脳科学者・茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルにて、「#脳教室 アルゴリズムはロクでもないから、自分の好きなものを静かに愛でよう」と題した動画を公開。現代のSNSやネット社会について率直な見解を語った。

茂木氏は「世の中のほとんどのものって、ろくでもないわけですよ。でも、そのね、ろくでもないっていうものが、やっぱり我々のベースだと思うんだよ。人間ってろくでもないから」と、独特な哲学を展開。特に、TikTokやYouTubeといったプラットフォームにおいて「アルゴリズムでろくでもないものが拡大されていくわけさ」と現状を指摘した。

さらに、「良貨が悪貨によって駆逐されるってのはさ、まさにソーシャルメディアの話じゃん」と、質の高いコンテンツが埋もれてしまいがちな昨今の社会構造への危機感も示した。そして、自身の動画についても「この動画が拡散されたとするならば、アルゴリズムのせいでね。ろくでもないわけ」と自虐的に触れつつ、「いいものは拡散されない。いいものは広がらない。ろくでもないものが広がる」と現実を語った。

そんな時代に自分たちがどう生きるべきかについて、茂木氏は「ろくでもない世の中で自分を守るためにはどうすればいいかって言ったら、それは静かに暮らすんだな。自分の愛するものに囲まれて、自分の愛するものを見つめて…それは絶対に拡散されないから」と提案。また「これはもう、おそらくAIが支配する世の中の基本。現実かもしれないね」とも加えた。

動画の最後には「自分のやっぱり好きなものとか愛するものは静かに、まあ湖のほとりで楽しもう。それがね、やっぱりバランスを保つためには重要だと思うよ」と、情報過多の現代を穏やかに生き抜くためのアドバイスで締めくくっている。

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