脳科学者の茂木健一郎さんが、「他人にやさしくできなくなった時は、どうすればいいのか?」と題した動画で、自らの人生観について語った。茂木さんは「他人に優しくあり続けるためには強くなくてはならず、それには知性が必要」と述べ、優しさが人生における生きがいの証であるとした。「しかし、自分に余裕がないとそうもいかない」とし、自分自身と向き合う時間を持つことの重要性を説いた。

茂木さんは、「ソーシャルメディアでは他人を即座に攻撃したり、マウントする人が多い」と指摘。その根底には「他人に優しくなれるほど強くない人々が多い」という認識を示した。そして、「他人を攻撃するよりも、自分と向き合い自立することが重要」と促し、このプロセスが自身と社会にとって良い方向に進むと説明した。

また、「優しさは心の安定に基づくものである」と強調し、自らの心の「安全基地」を確立することが重要であると述べた。自分に余裕がないときには、チャレンジや優しさが欠ける可能性があることを指摘し、「そういう時は他人と向き合う前に自分を見つめ直すべき」だと助言を与えた。

動画の最後で茂木さんは、「もし私がYouTube活動を休んでいたら、その時は他人に優しくなれない状態で自分と向き合っていると理解してほしい」と述べ、「お互いにリスペクトを持ちながら接することで世の中が良くなることを願っている」と締めくくった。

チャンネル情報

一人ひとりの「個性」が活かせて、「自由」で、「創造的」な生き方ができるように、応援するような発信をしていきたいと思います。複雑な現代を生きるための、科学、社会、本、音楽、映画、文化、芸術、人間、コメディを扱う総合的な脳の教養のチャンネルです。人間の脳のこと、人工知能のこと、創造性のこと、個性のことなどを考えます。