お遊戯会で主役になったうちの娘にママ友が激怒、幼稚な嫌がらせにア然

 ママ友は単なる友達ではなく子どもありきの付き合いだからこそ、距離が近くなればなるほど関係に気を使いますよね。さらにSNSの普及により関係が思わぬ方向にいってしまうこともあります。

 東京都在住の主婦・あやさん(仮名・36歳)は、6歳の女の子のママ。幼稚園に入学し、娘の仲良くなったお友達を通してママ友ができたのですが、幼稚園での出来事がきっかけで関係性は最悪の方向へ…。一体何があったのでしょうか?

◆入園して初めてできたママ友

「初めての幼稚園で知り合いもいないまま不安もあったのですが、娘が同じクラスになったお友達をきっかけに、私にも初めてママ友というものが出来たんです。幼稚園が終わった後に一緒に公園で遊んだり、休日も一緒にお出かけしたりとママ友の萌さんとは一緒にいる時間が増えていきました。育った環境が似ていたり、お互い初めての子どもということもあり良い関係が築けていると思っていました。」

 そう語ってくれたあやさんは、ママ友の萌さんとはSNSでも繋がるほどの仲だったそう。幼稚園ママとはある程度の距離感を持ってお付き合いをすることが多かったのですが、萌さんとはプライベートの話も気兼ねなくできるような本当の友達のようになっていったんだとか。

「娘にとって萌さんの娘は“親友”のような存在になっていました。年中になると悲しくも娘たちはクラスが離れることとなりましたが、変わらず毎日のように一緒にあそんだり、萌さんと私も頻繁にランチにいったりと変わらない関係性を続けていました。しかし、年長でまた同じクラスになって喜んでいた時に問題が起きたんです…」

◆お遊戯会の役決めがきかっけでママ友と亀裂

「年長になった冬頃お遊戯会の話が出始め、娘たちのクラスは『白雪姫』を演じることに決まりました。幼稚園最後のお遊戯会で娘と萌さんの娘を含めた4人が主役、白雪姫役を演じたいと立候補したことを知りました。帰宅した娘は『白雪姫になったよー!』と嬉しそうに話してくれて、やりたい子が何人かいたけどじゃんけんで決めたと聞きました。『お姫様の衣装着るんだよ!』と娘は本当に嬉しそうにしていました。」

 お遊戯会の役決めは立候補制で、人数が多ければじゃんけんするという決め方で毎年やっていたそう。これをきっかけに萌さんとの関係は変わっていったんだそう。

「その日の夜に、萌さんのインスタグラムのストーリーに『何でうちの子が主役じゃないんだ!!! 娘が可哀想…』といった内容の投稿がされていたんです。娘が主役になったのも知っていて、私に見えるようにして投稿されている事実に正直驚きました。次の日、幼稚園で萌さんにあいさつすると無視されてしまい、昨日のインスタグラムのことを思い出しました。じゃんけんで決めたことで、謝るのも違うしモヤモヤしてしまったんです」

◆モンスターペアレント化が止まらないママ友

 幼稚園後はいつも一緒に公園にいくのですが、この日はあからさまに無視されているのが分かったというあやさん。この後も数々の嫌がらせが続いたといいます。

「萌さんと微妙な関係になり数日後、再度インスタグラムの投稿を見て驚きました。娘が主役ができないからお遊戯会の練習をしたくないと泣いていたという話や、担任にこの件で抗議した話、さらには担任が子どもを差別するから先生をやめさせてほしいと役所に電話したという話について投稿していたんです。子どものお遊戯会のことでここまで必死になっている萌さんに引いてしまい、距離を置くしかないなと思っていました」

 まさかこんなことがきっかけでママ友関係が上手くいかなくなるなんて予想もしていなかったので、悲しい気持ちになったとあやさんは話してくれました。