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 ドイツ代表のマネージャーとしてひとまず、ルディ・フェラー氏がおさまったことにより、オリヴァー・ビアホフ氏退任による引きつぎ作業は一段落といったところだが、ただその就任の際にフェラー氏は「むしろ6年後、8年後がどうなっているかの方が、はるかに重要なのだ。」と強調しているように、現在はDFBアカデミーや若手育成などを担当するスポーツディレクターを集中的に模索しているところだ。

 そこで有力な候補として浮上しているのが2018年秋からアーセナルFCのアカデミーディレクターを務める、ペア・メルテザッカー氏。そしてドイツサッカー連盟タスクフォース内に強力な支持者(シュトゥットガルトのアドバイザーに招聘したヴェーレ氏と、選手としての飛躍に携わったザマー氏)をもつサミ・ケディラ氏、そして2021年からドイツ代表のチームマネジメントに携わっているベネディクト・ヘヴェデス氏が注目されているところ。早ければ4週間後の次回タスクフォースの会議までに結論が導き出されるかもしれない。