リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督

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 リバプールユルゲン・クロップ監督が自チームのベンチに向かって怒りを露わにしていたようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

 リバプールは20日、プレミアリーグ第2節でチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込み、2-0で勝利を収めた。前半44分にチェルシーDFアンドレアス・クリステンセンが退場して数的優位に立つと、後半5分と同9分にFWサディオ・マネが連続ゴール。終盤にFW南野拓実が途中出場した後もリードを維持し、開幕2連勝を飾っている。

 クロップ監督が不満を示したのはクリステンセンの退場シーンだ。抜け出したマネをファウルで止め、最初はイエローカードを提示されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってレッドカードに変更となった。この時、リバプールの一部のベンチメンバーが立ち上がって判定を喜んでいたという。クロップ監督はその振る舞いに対して激怒。「頭がおかしいのか? 私たちは絶対にそんなことはしない、いいか?」と注意したとのことだ。

 同紙によると、クロップ監督は試合後にこの件を問われると「あれはサブの1人ではなく、別のスタッフの1人だった」と説明。「私の考えをすでに彼に伝えたし、それでいいんだ。現時点で、それは私が話したいものではない」と多くを語らなかった。