ダイヤモンドバックスからFAでマリナーズに移籍した平野佳寿【写真:Getty Images】

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平野はマリナーズと基本年俸約1.76億円で単年契約を結んだ

 ダイヤモンドバックスからFAとなっていた平野佳寿投手はマリナーズと単年契約を結んだ。年俸160万ドル(約1億7600万円)で、最大100万ドル(約1億1000万円)の出来高も設定された。3月8日で36歳になる右腕は、オリックスから海外FA権を行使し18年からダイヤモンドバックスに移籍。昨季までの2年間で137試合、9勝8敗4セーブ、47ホールド、防御率3.47をマークした。

 MLB公式サイトのマリナーズ番記者、グレッグ・ジョンズ氏は自身のツイッターを更新。メジャー2年目を迎える菊池雄星投手にも「好影響を与える」などと平野への期待を示している。

 ジョンズ氏は「彼ら(マリナーズ)はヒラノにベテランの存在感をもたらしてくれることを期待している」と投稿。さらに「キクチだけでなく経験不足の救援陣にとって有益な影響を与える存在であるヒラノを確かに気に入っている」として、NPBとMLBを併せて13年のプロキャリアを誇る平野に対して、マリナーズが抱く期待の高さを紹介している。

 菊池はメジャー昨季32試合登板(32先発)も6勝11敗、防御率5.46と、メジャーの壁にぶち当たった。経験豊富な日本人右腕が同じ球団でプレーすることは様々な面でプラスになるとジョンズ氏は指摘している。(Full-Count編集部)