EU産ワインのブーム来るか、経済連携協定発行の威力
EU産ワインの輸入関税は750ミリリットル当たり50・25―93・75円で、スパークリングワインでは同136・5円。これらが、EPA発効後は即時撤廃となった。
サントリーワインインターナショナルは2月から22ブランド69アイテムの出荷価格を下げる。フランス産「バロン ド レスタック」やドイツ産「マドンナ」、ポルトガル産「マテウス」などが対象で出荷価格で1―11%(20―140円)ほどの値下げになる。
アサヒビールはイタリア、スペイン、フランス、ポルトガルなどのワイン40品目の出荷価格を引き下げる。改定幅は小売り価格で最大17%、平均で10%ほど。スパークリングワイン「ガンチア・アスティ・スプマンテ」の価格1830円(消費税抜き)が1640円(同)になる。「1000―3000円を中心に低・中価格帯ワインの需要拡大が見込める」(広報担当者)とみる。
ただ価格は関税のほかサプライヤー出荷価格や輸送コストなどを踏まえて決定するため、各社ともすべてのEU産ワインを値下げ対象にしていない。
(文=井上雅太郎)
