シャープの音声対話AIは応答1秒未満
一般的に、これまでは利用者が話し終わってから、対話AIが意味の分析を始める。シャープの対話AIは、インターネットを通じサーバー側で情報処理するクラウドコンピューティングを利用。サーバーとの通信にも時間がかかるため、従来は応答時間を1秒以内に抑えるのは難しかった。
シャープは対話AIに、質問と回答のセットを事前に用意しておく「シナリオベース」方式を採用。対話を自動的に学習していくような機能はないが、複雑な情報処理を必要としないため、応答時間の短縮につながる。
対話AIはパナソニックをはじめとする他の電機メーカーのほか、NTTなど通信会社も開発を進めている。米国のグーグルやアマゾン・ドット・コム、IBMといった海外企業は、多額の研究開発費を対話AIに投じている。その中でシャープは応答時間の短さや、音声と画像を組み合わせた回答など、使い勝手を高めて差別化する。
