今後は出場試合が限られるため、今大会が正念場の塩見(撮影:標英俊)

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<ブリヂストンオープン 2日目◇21日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>
 現在賞金ランク71位とシード権獲得へ向けて、ギリギリの戦いとなっている塩見好輝。昨年は賞金ランク103位でシード陥落。今季はQT13位の前半戦の出場資格を得るもフォールシャッフル(※優先出場権のリランキング)の影響で、今週開催の『ブリヂストンオープン』を含めて1〜2試合しか出場できない可能性が濃厚だけに、今大会は「これが勝負かな」と位置づけるが、予選ラウンドを終えてトータル8アンダー・4位タイに浮上した。
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 予選ラウンド2日間は東北福祉大3年の比嘉一貴と“先輩後輩”ラウンド。初日に比嘉が65のビッグスコアを出し、上にいかれたが、「今日は負けないように」と連日の“67”で面目を保った。
 好スコアはアイアンの切れが要因だが、今大会開幕前の練習で思い切って球筋を変更。「ずっとフェードで打っていましたが、ドローのイメージで練習したら縦距離が合ってきたので本番もドローボールで…」と変化が効を奏した格好だ。
 「今年は予選落ちばかりではないから、(ランクは)気にせずやっていましたが、焦らないといけない。1番の希望はQTにはいきたくない、シードを獲りたいです」と塩見。今後は高額賞金大会が続くため、シード圏内を死守するには今大会がまさに正念場。残り2日間でスコアを落とすわけにはいかない。
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