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18日深夜に放送されたフジテレビ系『さまぁ〜ずの神ギ問』(毎週金曜25:25〜25:55)で、「若者のテレビ離れ」をテーマに2,000人調査を実施。スタッフの地道で涙ぐましい努力に、ネット上で「すごい」と称賛の声が上がっている。

さまぁ〜ずの神ギ問』は、お笑いコンビ・さまぁ〜ずが視聴者から寄せられたさまざまな疑問に対して「いい疑問=神ギ問」かどうかを判定する番組。「好奇心を刺激された」と認定したもののみ、番組が調査をはじめる。

この日に調査結果が発表されたのは、番組スタート初日の今年10月16日に認定された「ホントにホントに若い人はテレビを見てないの?」。"若者のテレビ離れ"と言われる昨今に真っ向勝負する企画で、番組では大和総研の2011年までの調査データ「20代のテレビ平均視聴時間は2.06時間」に注目した。

統計学の専門家の意見を参考に、調査対象人数を「2,000人」と設定。11月7日の東京・渋谷から街頭でアンケート調査を行い、その後は大学の学園祭や学生寮、シェアハウスなどにも潜入。11月20日時点では1026人で、スタッフの知り合い305人の協力もあって、12月5日21時37分に2,000人目の調査を終えた。

集計の結果、若者の1日のテレビ視聴時間は、平均2.09時間で、1位「1〜1.9時間」543人(27%)、2位「2〜2.9時間」513人(26%)、3位「3〜3.9時間」309人(15%)、4位「0〜0.9時間」193人(10%)、5位「0時間」168人(8%)。人気番組の1位『アメトーーク!』(テレビ朝日系)322人、2位『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)237人、3位『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)184人、4位『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(フジテレビ系)136人、5位『しゃべくり007』(日本テレビ系)・『めざましテレビ』(フジテレビ系)127人。ちなみに『神ギ問』は6人だったという。

山積みのアンケート資料をスタジオで目の当たりにし、「すげえ!」「これみんな欲しいと思う」と興奮のさまぁ〜ず。進行を務める宮司愛海アナウンサーは、番組の最後に「2,000人アンケートをまとめた資料を見たいという他局、他番組、広告代理店の方。条件によっては無償で貸し出しますのでフジテレビさまぁ〜ずの神ギ問』の中嶋(優一)プロデューサーまでご連絡を願いします」と呼びかけていた。

放送後、ツイッターでは反響が続々。「素晴らしい回」「骨太映像で傑作」「本気度がすごい」「自虐的に責めてた」などさまざまな声が上がっている。