YouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」が「多くの経営者が知らない正しいお金の残し方について。これ理解してないと一生お金が残りません。」を公開した。動画では、1万社以上の黒字経営を指導してきた市ノ澤翔氏が、帳簿上は黒字なのにお金が残らない会社の特徴と、手元資金を改善してキャッシュリッチ企業になるための本質的な方法について解説している。

利益が出ているのにお金が残らない理由として、市ノ澤氏は「急激な事業拡大」や「滞留債権の発生」などを挙げる。事業を急激に拡大すると、商品の仕入れや広告宣伝費としてお金が先に出ていくため、売上が入金される前に資金ショートに陥る危険性があるという。また、売掛金を長期間回収できていない滞留債権も、帳簿上は利益になっても手元の現金は増えず、逆に税金だけが引かれていく大きな要因だと語る。

さらに、金融機関から融資を引き出すために決算書をよく見せる「粉飾決算」についても言及。「金融機関を騙してお金を取ろうとしているただの詐欺」と厳しく指摘した。これらの問題の根本的な原因として、市ノ澤氏は「数字を見ていない、読めない」という経営者の姿勢を挙げている。

キャッシュリッチな企業になるための具体的な解決策として、市ノ澤氏は「資金繰り表」を作成してお金の流れを正確に把握することの重要性を強調する。そして、時代に取り残されないよう毎日勉強時間を確保することや、成功者の表面的な豪遊ではなく、見えないところで行われている「地道な努力」といった本質を真似るべきだと説いた。2023年に製作された本動画だが、「数字を見られない経営者はお金を残すことは無理」という市ノ澤氏の言葉は、いつの時代も変わらない経営の真理を突いており、手元資金の改善を目指すための確かな道標となるだろう。