ここまでどうにかこうにか生きてこられたもので、どこを切り取ってもスマートとは縁遠く、繰り返す失敗の上でバタバタと生きてきたものだから、まさか自分が、というより自分たちがドキュメンタリー映画になるなんて夢にも思わなんだ。『吹けば飛ぶよな男だが』を読む普段フィーチャーされることのなかった、あるいはひた隠しにしてきた時間や、表だった思想の裏側が開けっ広げにされ、適切ではないがいわゆる主人公たる人物の