2024年の年間訪日客数が3600万人を超え、過去最高を更新。また旅行者数増に加え、円安効果で消費額も軒並み急増し、日本経済に少なからぬ影響を与えるまでになったインバウンド。だが、これほどの盛況ぶりでも、日本人がその恩恵を実感できない状況にいる。いったいなぜなのか。  【画像】京都・錦市場で外国人観光客に飛ぶように売れている“牛串” 好調なはずのホテル業界だが、儲けている会社が日本企業とも限らない