「コンプライアンス」や「ガバナンス」といったカタカナ英語を多用する人がいる。だが、そういう人は英語が堪能かといえば、そうでもない。明治大学の小笠原泰教授は「カタカナ英語では、言葉本来の意味が分からなくなる。たとえばナイーブ(naive)という言葉は日本語と英語で意味が違う」と指摘する――。※本稿は、小笠原泰『わが子を「居心地の悪い場所」に送り出せ 時代に先駆け多様なキャリアから学んだ「体験的サバイバル戦