アルプス電気が技術の良しあしを効率良く評価する手法の品質工学を経営主導で採り入れ、開発や生産の変革を図っている。多くの製造業が苦しむ品質問題で「顧客のクレーム(苦情)を激減」(天岸義忠常務)し、体質を変えてきた。ただ、現場の技術者が自発的にこうした手法を試みても、根付かない場合が多い。経営がリードする同社の戦略に、品質の壁を乗り越えるヒントが垣間見える。「不良を出さない意識が当社の文化」。11