ダイキン工業は米国の事業戦略を見直す。業界の花形とされる大型ビル用空調の参入障壁が想定以上に高く、厳しい価格競争が予想される中規模ビル向けの開拓へかじを切る。ダイキンは空調の世界首位。空調発祥の地、米国市場の制覇は悲願だ。アジアでは保守サービスなどを強みに、市場を切り開いてきた。これに対し米国は、戦略の確立に時間がかり投資が先行している。「勝負がついてしまっている」。ダイキン工業の十河政則社長