【セルジオ越後コラム】Jリーグからマー君を生み出せ
Jリーグが佳境を迎え、J1、J2ともに群雄割拠の熱戦が続いている。J1では、今節の勝利で頭一つ抜け出した横浜FMが優勝に大きく近づいた。残り2節の対戦相手も踏まえると、優勝は固いのではないかな。
当事者とJリーグのファンにとっては手に汗握る終盤戦というところだけど、この熱が一般層にまでリーチしているかといえばそうではない。その改善策としての2ステージ制であり、ポストシーズン制だというのがJリーグの言い分なわけだが、そうしたシステムよりも問題なのが、キャスティングの問題だと思う。
昨今、魅力のある若い選手たちが次々に海外へ移籍、というより脱出している。移籍金なしで飛び出すのは留学に近い。実績を上げても、国内では多くの年俸を望めない、レベルの高い選手が外国から来るわけでもない、となれば海外へ居場所を求めるという発想になる。すると目玉選手を失ったJリーグにますますお客が入らなくなり、年俸がまた上がらない、という負のループに陥っている。横浜FMが優勝しても、彼らの年俸が上がるかどうか、怪しいところだよね。
観客動員というのは難しいようで単純なところがあって、要するにスターがいればお客は入る。夏にマンチェスター・Uが来たときは6万人入った。日本代表でブレイクし始めた柿谷と山口がいるセレッソもかなり客が増えているよね。同じように、どんどん国内でスターが生まれればいいのだけど、今はメディアが作り出した「海外組ブランド」が幅を利かせてしまっている。
海外でプレーしていた頃の中村俊輔は毎週のようにスポーツニュースで取り上げられたのに、素晴らしいプレーを見せている今シーズン、地上波で彼とそのチームが大きく扱われることはない。同じ選手なのに不思議なもんだよね。
Jリーグにお客さんを増やすためには、国内組からスターを作らないと。それを先導するのはやはりメディアだ。海外組ブランドを煽りに煽って国内を暗くしたのもメディア。蘇らせるのもメディアだ。海外クラブを無条件であげつらうのはもうやめにして、Jリーグからマー君を生み出す努力をするべきだね。
当事者とJリーグのファンにとっては手に汗握る終盤戦というところだけど、この熱が一般層にまでリーチしているかといえばそうではない。その改善策としての2ステージ制であり、ポストシーズン制だというのがJリーグの言い分なわけだが、そうしたシステムよりも問題なのが、キャスティングの問題だと思う。
昨今、魅力のある若い選手たちが次々に海外へ移籍、というより脱出している。移籍金なしで飛び出すのは留学に近い。実績を上げても、国内では多くの年俸を望めない、レベルの高い選手が外国から来るわけでもない、となれば海外へ居場所を求めるという発想になる。すると目玉選手を失ったJリーグにますますお客が入らなくなり、年俸がまた上がらない、という負のループに陥っている。横浜FMが優勝しても、彼らの年俸が上がるかどうか、怪しいところだよね。
観客動員というのは難しいようで単純なところがあって、要するにスターがいればお客は入る。夏にマンチェスター・Uが来たときは6万人入った。日本代表でブレイクし始めた柿谷と山口がいるセレッソもかなり客が増えているよね。同じように、どんどん国内でスターが生まれればいいのだけど、今はメディアが作り出した「海外組ブランド」が幅を利かせてしまっている。
海外でプレーしていた頃の中村俊輔は毎週のようにスポーツニュースで取り上げられたのに、素晴らしいプレーを見せている今シーズン、地上波で彼とそのチームが大きく扱われることはない。同じ選手なのに不思議なもんだよね。
Jリーグにお客さんを増やすためには、国内組からスターを作らないと。それを先導するのはやはりメディアだ。海外組ブランドを煽りに煽って国内を暗くしたのもメディア。蘇らせるのもメディアだ。海外クラブを無条件であげつらうのはもうやめにして、Jリーグからマー君を生み出す努力をするべきだね。

サッカー解説でお馴染みのセルジオ氏による辛口コラム。
