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福岡県公安委員会は、特定危険指定暴力団、工藤会のトップが交代したと認定し、官報に公示しました。

福岡県公安委員会は、工藤会のトップが、総裁の野村悟被告(79)からナンバー2で会長の田上不美夫被告(70)に交代したと16日、官報に公示しました。

野村被告は、市民が襲撃された4つの事件で殺人などの罪に問われ、1審で死刑、2審で無期懲役の判決を受け、最高裁に上告しています。

捜査関係者によりますと、野村被告は2000年から工藤会の事実上のトップでした。

事件の被害者から起こされた複数の訴訟で、1億円を超える賠償命令が確定しています。

今回の交代は、金銭的な負担に耐えられなくなった工藤会が野村被告を説得したとみられています。

工藤会は3月以降、ほかの暴力団組織にトップの交代を通知していました。

県警は、野村被告の「偽装引退」も視野に調べていましたが、関係者への聞き取りなどから野村被告の影響力がなくなり、代表が田上被告に移行したと断定しました。