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 エジプト・サッカー協会は8日、同国代表が敗れたFIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント2回戦のアルゼンチン戦(7日)を担当した審判団に「重大な誤審と二重基準」があったとして、調査および大会からの追放をFIFA(国際サッカー連盟)に要求したと発表した。

 エジプトはアルゼンチン戦で、後半34分からアディショナルタイムの47分までの間に3点を失って逆転負けした。しかし、アルゼンチンはMFフェルナンデス(チェルシー)の決勝ゴールの前にファウルが疑われるプレーがあり、抗議したエジプトの選手やスタッフにレッドカードやイエローカードが提示された。エジプトが後半にゴールネットを揺らしたシーンではVARが適用されてゴールが取り消されたが、決勝点の場面ではVARは介入しなかった。

 エジプト協会は判定について、最初の声明で「試合の流れに直接影響を与えた判定の一貫性と公平性に重大な疑問が残った」と不満を表明。さらに2度目の声明で「明白な誤認があり、一部の映像の確認を拒んだ」としてVARを含む審判団の調査を求め、代表チームに対し「差別という犯罪行為」があったと主張した。

 エジプトのハッサン監督は試合直後に激怒。「我々は今日、不当な扱いを受けた」「おそらく彼ら(FIFA)は世界王者を大会に残したかったのだろう。メッシに優勝争いに残ってほしかったのだろう」などと不満を口にした。

 なお、同協会はW杯で16強へ進出した同監督との契約延長を発表した。地元メディアによると期間は2030年W杯までという。