ルイ・ヴィトン、中国で業界をまたいだ商標権訴訟相次ぐ

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仏高級ファッションブランドのルイ・ヴィトン(LV)について、「中国で業界をまたいだ商標権侵害訴訟を相次いで起こしている」との話題が中国SNSの微博(ウェイボー)で注目を集めた。

中国では先日、中国の茶飲料チェーン「茉莉奶白」による登録商標専用権の侵害を巡る訴訟でルイ・ヴィトンが勝訴したことが報じられた。茉莉奶白は2021年創業。そのロゴマークがルイ・ヴィトンの代表的なデザイン「モノグラム」内の四つ葉柄に酷似しているとして25年に商標権侵害で提訴され、江蘇省の蘇州市中級人民法院はこのほど、茉莉奶白側による権利侵害を認めた。

一方、中国メディアの現代快報などによると、茉莉奶白の件が大きな話題となる中、江蘇省の南京市秦淮区人民法院の開廷情報も人々の注目を集めた。

それによると、ルイ・ヴィトンは25年、南京市内の飲食会社、秦淮区内の鴨血春雨スープ店および個人1人を相手に商標権の帰属および権利侵害を巡る訴訟を起こし、同年6月に審理が行われた。この情報が公開されると一部ネットユーザーの間で「提訴された鴨血春雨スープ店は南京の『回味鴨血粉絲湯』ではないか」との臆測が広がり、回味は今月4日のSNS投稿で「ルイ・ヴィトンから提訴された」とのうわさを否定した。

また、同じく被告となっていた南京市内の飲食会社の実質的経営者である男性は4日に受けた取材に対し、実際に権利侵害を指摘されたのは自身が以前経営していたレストランバーで、法院から通知を受けた時にはもう閉店していたと説明したという。

中国メディアの長江雲新聞によると、ルイ・ヴィトンはすでに中国でさまざまなデザインの花柄商標をすべてのカテゴリーにわたって登録している。長江雲新聞は「現時点で飲食業界へ直接参入しているわけではないが、ルイ・ヴィトンは花柄デザインに対して厳格な権利保護を進める姿勢を鮮明にしている」との見方を示した。(翻訳・編集/野谷)