スポニチ

写真拡大

 ◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 ベルギー 3―2 セネガル(2026年7月1日 シアトル)

 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会決勝トーナメント1回戦は1日(日本時間2日)に行われ、ベルギー(FIFAランク10位)がセネガル(同18位)に3―2と劇的な逆転勝ち。2点を追いかける終盤にFWルカク(ナポリ)とMFティーレマンス(アストンビラ)がゴールを決め土壇場で追いつき延長戦に突入。延長後半アディショナルタイムにはPKからMFティーレマンスがこの日2点目となる決勝弾。2大会ぶりの16強進出を決め、2回戦では米国(同15位)―ボスニア・ヘルツェゴビナ(同61位)の勝者と対戦することになった。

 ベルギーは1次リーグG組を1勝2分けで首位通過。決勝トーナメント初戦では今大会唯一勝ち点3で3位通過したセネガルと激突した。

 試合は前半25分、I・サール(クリスタルパレス)のヘディングシュートが左ポストに救われるも、こぼれ球をMFディアラ(サンダーランド)に押し込まれ失点。先制を許す苦しい展開となった。

 なかなかチャンスが作れない時間が続くも同アディショナルタイム、左SBのDFデクイペル(ブライトン)が逆足の右で強烈なミドルシュート。しかし相手GKのファインセーブに阻まれ惜しくも得点を逃した。

 するとガルシア監督は後半頭からFWルカク(ナポリ)の投入を決断。しかし後半6分に失点。0―2とリードを広げられると同11分にMFデブルイネ(ナポリ)とFWドク(マンチェスターC)の途中交代を選択。この采配にFWドクは何度も首を横に振って“怒り心頭”といった様子でベンチへと下がった。

 うまく試合を運べない展開に苛立ちを見せ選手同士で口論するなど不穏な雰囲気に。それでも後半41分、FWルカクが意地の1点を返すと試合の流れが一変。3分後にはFWトロサール(アーセナル)の左からのクロスをMFティーレマンス(アストンビラ)が頭で競り勝ちゴールイン。さきほどまで口論していて2人により起死回生の同点ゴールが生まれ、今度は互いに抱き合って喜びあった。

 そして2―2で迎えた延長後半アディショナルタイム、MFティーレマンスがエリア内で足を引っかけられたとしてPKを獲得。この絶好機をMFティーレマンスが決め歓喜。2点差をひっくり返す劇的な逆転勝利で2大会ぶりの16強進出を果たした。