大丸下関店、来年8月末で閉店…1977年の開業時は西日本最大級の商業施設
大丸松坂屋百貨店は30日、山口県下関市の「大丸下関店」を来年8月末で閉店すると発表した。
開業から77年で営業を終える。人口減少や消費者ニーズの変化で苦戦が続き、2025年度の総額売上高は68億円と、ピークの1992年度の5分の1となり、7年連続の最終赤字に陥っていた。
50年に大丸と下関を拠点としていた水産大手・大洋漁業(現ウミオス)の共同出資で開店。2020年に大丸松坂屋百貨店が吸収合併して運営していた。土地・建物ともに大半を自社所有するが、閉店後の活用策は現時点で未定としている。従業員約100人はグループ内異動などで雇用を確保する方針だ。現店舗はJR下関駅前の立地で、併設する別会社運営の専門店街シーモールやスーパーなども含め、1977年の開業時は、西日本最大級の商業施設だった。
山口県内の百貨店は、2013年に近鉄松下百貨店(周南市)が、18年に宇部井筒屋(宇部市)が閉店しており、山口井筒屋(山口市)のみとなる。

