ブラジルに敗れ、悔しがる日本のサポーター(30日、東京都文京区で)=高橋美帆撮影

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 ブラジル戦の後半終了間際、日本の必死の守りはついに崩され、力尽きた。

 29日(日本時間30日)、米ヒューストンのスタジアムで勝利を信じて声をからした日本サポーターたちはピッチの選手と同じように立ち尽くした。(ヒューストン 木口慎太郎)

 仕事仲間と現地観戦した東京都杉並区の会社員の男性(27)は悔しさをにじませつつ、「世界最高峰の相手と渡り合えることを証明した」と前を向いた。スタジアムに駆けつけた前田大然選手(28)の母、幸枝さん(58)は「献身的に走り、『チームのために』という意識をより一層感じた。素晴らしい景色を見せてくれた息子を誇りに思う」と感激していた。

 日本国内でも各地で声援が送られた。JFAサッカー文化創造拠点「blue―ing!」(東京都文京区)のパブリックビューイングには、午前2時の試合開始にもかかわらず195人が集まった。文京区の会社員男性(30)は、「今回の代表は間違いなく歴代ナンバーワンだった」と語った。

 東京・JR渋谷駅前では試合後、帰路につく日本、ブラジル両国のサポーターらが互いの健闘をたたえ合う光景もみられた。

 選手の出身クラブの関係者からはねぎらいの声が聞かれた。再三の危機を救ったGK鈴木彩艶(ざいおん)選手(23)を小学生時代から知るJ1・浦和レッズ広報担当の早川拓海さん(36)は「ブラジル相手に堂々と戦い、もう少しで勝てるところまで連れてきてくれた。浦和の誇り」と話した。